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バルコニーで多い失敗とトラブルは?雨漏りのリスクを減らせ!

バルコニーを付けることによる失敗で多いのは、壁の高さが足りないことです。

 

壁の高さがないことで、近隣から家の中が丸見えになってしまい、プライベートが保てない例が多々あります。

 

ちょっと高さが足りないだけでプライバシーの確保が難しくなるので、高さは始めのときにしっかり考えておきたいなと思います。

 

壁の高さには1500mmあれば十分との声もあります。

 

また、バルコニーを掃除しないことで水漏れなどのトラブルが起こることがあります。

 

バルコニーは常に外に出ている部分になっており、なかなか掃除しない人も多くいます。

 

ですが、掃除しないと外壁やバルコニーの床が痛み、塗装がどんどんはげてしまいます。

 

塗装のはげをそのまま放置していると、次第に水が漏れだすのです。

 

水漏れはきちんと防水加工しないと直ることはありませんので、しっかり普段の掃除をしたいですね。

 

バルコニーに屋根を付けて雨漏りのリスクを下げよう!

バルコニーは外に出られる空間で、ベランダと違って基本的には屋根は付いていません。

 

家を作った後に付けることは可能ですが、雨漏りのリスクを考えると屋根を付けるほうがいいなと個人的には思います。

 

バルコニーは常に雨風にさらされる場所で、雨で床に塗っている防水塗料などがはがれやすくなってしまうのです。

 

さらに、掃除などをしないと劣化がどんどんひどくなり、放っておくと床から水が漏れだしてしまうものです。

 

雨が直接吹き付けないだけでもバルコニーの寿命は延びるので、ぜひ付けておきたいところです。

 

バルコニーの面積が広いと全体に付けるのは難しいかもしれませんが、よく使う場所やベランダ近くだけでも屋根を付けておけば雨漏りのリスクを下げられますよ。

 

バルコニーに屋根を付けるとき、気を付けていないと違法になる?

バルコニーに屋根を付ける場合、いくつか気を付けておかないと違法建築物と見られることがあるのです。

 

バルコニーに屋根を始めから付けているときは、業者がしっかりと床面積に対して付けられる屋根を計算しています。

 

建物を作るときは、その建物の床面積に準じて役場などに申請を行い、それが法律に触れていないことを確認した上で工事が始まります。

 

実は、屋根でおおわれる部分も床面積として計算するので、後つけして床面積が大きくなる場合は計算し直す必要があるのです。

 

後で屋根を付けた場合、始めに申請した床面積を超えてしまい「違法建築物」と認定されることがあります。

 

バルコニーに屋根を付けるときは、しっかりと業者や市役所と相談しながら付けたいと思いますね。

 

バルコニーの屋根は建ぺい率の対象となる?

バルコニーに屋根を付けるとき、気を付けておきたいのは「建ぺい率」です。

 

建ぺい率とは、あなたが持っている土地に対して、どれぐらいの大きさの家を建てることができるのかを割合で示したものです。

 

これは建築基準法で決められたことであり、どれだけ大きな土地を持っていたとしても、建ぺい率を無視して家を建てることはできません。

 

この建ぺい率とバルコニーの屋根は非常に密接な関係を持っています。

 

バルコニーや屋根、軒が家から大きく出ていた場合、その長さから1メートルだけ引いた範囲も「建ぺい率」として計算するのです。

 

そのため、大きすぎるバルコニーや屋根を作ると、知らないうちに「建ぺい率」を無視した家になっていることもあります。

 

特に、バルコニーに屋根を後付けするときは気を付けたいですね。

 

バルコニーに屋根を付けたとき、建築基準法ではどう考えるのか

バルコニーは建築基準法では、基本的には延べ床面積に入れないようになっているようです。

 

バルコニーやベランダは、基本的に先端から2メートル以下の部分は床面積に入れないように定められています。

 

しかし、2メートル以上出ているときは、先端から2メートルの部分を差し引いて、残りの部分を床面積として計算することになっているのです。

 

ここで気を付けておきたいのは、屋根が付けられた場合です。

 

バルコニーに屋根が付けられた場合は、2メートル以下の大きさであっても延べ床面積に含まれると建築基準法で定められています。

 

屋根を付けるだけで計算方法や建物の条件が変わりますので、取り付ける際は市役所などの許可や業者に相談するのが無難かと思います。

 

バルコニーに屋根を付けたとき、建築確認は必要になってくるのか

バルコニーに屋根を付けるときに知っておきたいことは、建築確認が必要になってくるかどうかです。

 

建築確認とは、新しくできた建物などが法律に触れていないか地方公共団体や指定の確認検査団体がチェックすることです。

 

バルコニーの屋根は、大きすぎると建ぺい率に大きく影響することになり税金の料金も変わってきます。

 

また、近隣住民の日照権や防災の面で問題がないかチェックする必要があるので、非常に重要な確認作業ともいえます。

 

基本的には、屋根を取り付ける前に建築確認を行うことになりますので、事前に確認検査団体や市役所などに相談に向かうのがいいでしょう。

 

バルコニーに取り外しができる布や簾を乗せているだけならば建築確認は不要となりますので、面倒な人はそれを使ってみるのもいいかもしれませんね。

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