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バルコニータイルのお手入れ方法

タイルは、きれいに敷き詰めてそれで終了ではありません。

 

最初はきれいな状態でも、お手入れをさぼっていてはすぐに見るも無残な姿になってしまうだけではなく、タイルの下を想像してみてください。

 

掃く、拭く、掃除機での掃除でタイルの表面はきれいですが、タイルを剥がしてみると無数にゴミが落ちているのに驚くことでしょう。

 

水はけを良くしなければならないため、当然隙間は必要ですがその隙間からは水だけでなく、ゴミも落ちてしまうのです。

 

毎日、タイルを剥がしてお手入れするのは大変なので、定期的に掃除する習慣にするとさほど面倒には思いませんよ。

 

せっかくこだわりを持ってバルコニーにタイルを敷き詰めたのであれば、きれいな状態をキープしたいですね。

 

バルコニータイルの強風対策、していますか?

高層マンションやタワーマンションにお住まいの方で、バルコニーにタイルを敷いている方も多いですよね。

 

マンションでは、規約上バルコニーは共用部分になるのでタイルは必然的に置き敷きタイプに限られます。

 

置き敷きタイプの場合、タイルの下に風が吹き込んでめくれ上がる恐れがあるためきちんと強風対策をする必要があります。

 

強風対策で多く用いられるのは、端部カバー材やプラスチックP4ネットです。

 

端部カバー材は、タイルの周囲を端部カバー材で覆って土間に定着させます。

 

プラスチックP4ネットは、ネット状の隙間から風を分散させることでめくれ上がるのを防げるのです。

 

手摺がある場合は、ワイヤーもプラスするとさらに安心ですね。

 

バルコニータイル、修繕の際にはどうする?

マンションでは、バルコニーは共用部分に当たり、定期的に管理組合で土間部分の防水層の修繕を行います。

 

マンションや管理組合によっても異なりますが、10年~15年間隔で実施されます。

 

修繕には数ヶ月かかり、その間はバルコニーを開放しなければなりません。

 

したがって、バルコニータイルを敷いている場合は一旦撤去する必要があります。

 

マンションは、管理規約上置き敷きに限られているので、連結しているタイルを外す作業になりますね。

 

もし、修繕後に再施工したいのであれば、タイルを剥がす際には十分に注意しましょう。

 

タイルの連結部分は、タイルよりもかなり劣化しやすいため、無理に手で引っ張るとすぐに壊れてしまいますよ。

 

時間はかかっても、ゆっくり丁寧に外していって修繕が終わるまで室内に保管しておきましょう。

 

バルコニータイルを敷くと、掃除が大変

マンションのように、置き敷きのバルコニータイルだと掃除が大変そうだなと思いますよね。

 

特に、高層階の場合は強風対策として手すりやお隣りの部屋との仕切り壁近くのタイルの端にはネットを敷く方も多いでしょう。

 

いざ掃除しようと思うと、連結されたネットとタイルのジョイント部分を一枚一枚外さなければなりません。

 

当然ですが、強風対策として用いられているため、外すにはかなりの力が必要です。

 

敷いてある枚数にもよりますが、全てを外してそれからその下のごみを掃いて集めて、ごみを捨てて、マットとネットを元に戻して…という作業はかなり大変ですね。

 

毎日掃除するのはかなり難しいので、大掃除のように定期的に行うようにするのがおすすめです。

 

バルコニータイルを粗大ゴミで捨てる場合

マンションの場合、バルコニーを修繕する時には一時的にバルコニーにあるものは全て撤去しなければなりません。

 

きれいに敷き詰めてあるバルコニータイルも同様なのです。

 

修繕を機に、バルコニータイルを廃棄する場合は自分でやるか、業者にお願いします。

 

タイル専門業者や不用品を回収、処分してくれる業者などに依頼すると費用がかかるので、自分で廃棄処分をする方が多いですね。

 

作業自体は置き敷いてあるタイルを外せばいいのでさほど難しいものではありませんが、撤去したタイルの処分に多少手間がかかります。

 

粗大ごみで廃棄できるなら、事前に日程や廃棄場所を確認して手配しましょう。

 

それぞれの自治体の指示に従って適切に廃棄しましょうね。

 

台風が近づいて来たらバルコニーのタイルを確認しましょう

バルコニータイルの施工は、ホームセンターやネット通販で好きなタイルを購入して自分で行うDIYが多いです。

 

マンションでは、置き敷きしかできませんがジョイント部分をはめ込む作業なのでさほど難しいことはありません。

 

しかし、気を付けなければならないのは台風や強風の対策です。

 

特に、高層階の方は注意が必要です。

 

きちんと施工していないとタイルの下面へ強風が入りこんでタイルが飛散して、バルコニーから落下する恐れがあるのです。

 

もし、落下したタイルがちょうど下を通っていた人に当たってけがをさせたり、下の階や駐車場の自動車にあたって何かしらの損害を与えた場合は、全て施工した人の責任になるのです。

 

今一度、バルコニーの状態を確認しておきましょう。

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