ヘーベルハウスは日本でもトップクラスの高額ハウスメーカーですが、その最たる特徴は外観にあるかなと思いますね。
メーカーの名前もついてある「ヘーベルコンクリート」と呼ばれるものを採用しており、正式には「軽量気泡コンクリート」となっています。
このコンクリートは何といっても耐火性が高いものとなっており、火災被害がもし出たとしても最小限で食い止めることができるようになっているようです。
しかし、機能性を重視していることもあってそこまでデザイン性に優れているわけではなく、外壁もタイルなどではなく「目地」の形やタイプを選ぶことに止まっています。
すべてトータルすれば10種類程度は存在していますが、それでもデザイン特化のメーカーと比べるとその点についてはどうしても見劣りしてしまう感じだなと思います。
各ハウスメーカーでは洋風・北欧風などおしゃれな家を手掛けているパターンが多いですが、ヘーベルハウスだとその類とは一線を画しているイメージがありますね。
ヘーベルハウスでは「ヘーベルコンクリート」と呼ばれる耐火性の高い家を採用しており、コンクリートの表面は独特な形状をしています。
そのため、デザインについても一般的なサイディングやタイルとは違ったものとなっており、形も災害を意識したキュービック状の形を取っています。
直線的な形のプランが多くなっているので、人によっては幾何学的なセンスを感じるかもしれませんが、女性受けはあまりしないような気がしますね。
屋根については工夫したプランもありますが、デザイン重視ならばちょっと向かないような気もします。
ヘーベルハウス最大の特徴といえば、やはり長寿命の住宅でしょう。
ヘーベルハウスでは「ロングライフ住宅」を提唱しており、今ではハウスメーカー業界で一般的となりつつある点検プログラムについては最長60年を設定できるようになっています。
基本的に点検は10年間が無料となっていますが、ヘーベルハウスならば30年間と長く、しかも30年後に発生する可能性がある有償メンテナンス費用も事前に公表するという徹底ぶり。
かなり強いこだわりを見せるクレバリーホームですが、家自体もかなり強固に作られていることで有名。
クレバリーホームは制震装置を全プランに標準採用していることを明言しており、地震への強さはトップクラスになっています。
その分坪単価は高めとなっていますが、それでも採用する価値があるなと思いますね。
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