今から中古の家を購入し、自分好みの家にリフォームしようと考えている人は多くいるのではないでしょうか。
ですが、個人的に中古の家で気を付けておきたいのが断熱性能かなと思います。
断熱機能が標準仕様になってきたのは、1992年頃からと言われています。
中古の家の中にはこれ以前に建てられたものも多く、中古の家を購入したのはいいものの断熱材がないと寒い家に住むことになることもあるのです。
また、普及し始めたのが1992年だけというだけで、すべての家に断熱材が施工されているわけではありません。
私個人としては床や天井などの断熱材には気を配りたいですが、実は二重サッシにするだけで室内環境はかわってくるそうです。
費用的に断熱材の施工が難しいときは、二重サッシぐらいはしっかりと考えたいですね。
中古の家は土地付きなのに安く購入できるため、リフォームを踏まえて購入する人が増加傾向にあります。
中古の家なので、ある程度の汚れなどはあるものと考えて購入することは大事かなと思います。
しかし、中古の家とはいえ絶対に見逃せないポイントがシロアリ事情です。
シロアリによる被害が進んでしまっていると、リフォームの金額も大きなってしまうので避けておきたいところですね。
シロアリに喰われた家は床の支える力が弱く、カビ臭いのが特徴になっています。
また、シロアリの被害にあっている家でも業者のチェックが甘い場合があるので、気になるときは事前にチェックしておいてもらうのがいいですね。
庭の杭などに穴があったりするとシロアリがいる証拠なので、その辺りもしっかり確認してから購入に踏み込みたいかなと思います。
中古の家は各ハウスメーカーなどで販売されていますが、基本的には売主と売買契約を交わすことになってくるのが大半です。
しかし、個人から購入しますよ保証面をどうしても担保するのが難しく、過去には売主と瑕疵保険を結んだとしても、保険で賄えるのは半年までとなっていました。
今では中古の家の売買が頻繁になっていることもあり、こうした保険を担保できるようにと新しく「既存住宅保証制度」と呼ばれるものができました。
こちらの保証では、財団法人住宅保証機構が保証するものになっております。
中古住宅を売買するときに、家の構造や雨漏りなどの欠陥を最大で5年間保証するものになっています。
通常でも2年は保証してくれるようになっているため、中古住宅の購入に関してかなり安心感が生まれたのではないかなと個人的には思いますね。
今では中古の家が脚光を浴びており、新築よりも売れているという話はよく聞きます。
中古の家が売れているのは、不動産屋さん的にも物件が余っている現状があり、また不景気ということで安い家を買いたい人が多いことにあります。
そのため、安く家を買えるというのは最大のメリットといえるでしょう。
中古住宅を買えば土地も一緒に付いてくるので、その辺りもかなり大きなメリットとなります。
また、費用を抑えるだけでなく、その家を自分好みにリフォームしやすいのも利点と言えます。
反対に、中古の家のデメリットと言えば次の資産としては使いづらいというところでしょうか。
家という資産は10年も経てば価値が低下すると言われているので、それを考えれば中古の家を自分たちが売ろうとすれば値段は覚悟する必要がありそうですね。
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