住宅ローンを頭金なしで組む人の平均年収は450万円?
住宅ローンを組む際、大きく関係してくるのが年収との関係です。
自分の年収を元に住宅ローンを組み、さらに月々どれぐらい返済できるか計算した上でローン計画を組むことになるかと思いますが、さらに問題になってくるのが頭金。
頭金を入れておけばそれだけ全体の返済額や利息を下げることができますが、年収が低い上に頭金なしとなれば借り入れ金額も少なくなってきます。
借り入れ金額が少なくなるとそれだけ購入できる家の選択肢は狭くなりますし、頭金なしならばお金を借りれらとしても月々の返済額が大きくなってしまうというリスクが出てきます。
また、これらの事情を踏まえた上で頭金なしで借りることができたとしても、引越しや手数料は支払う必要があるので、この辺りのお金は用意しておきたいところです。
最近の日本では年収300万円の人が約4割に達しており、約半数にもなるのがわかります。
昔は家を建てるには年収約400万円ほどあるのが望ましいと言われていたみたいですが、こうした事情もあって融資する機関でも年収300万円で借り入れができるように配慮しているみたいです。
その代表的なプランがフラット35ですが、こちらで実際に返済計画を考えてみましょう。
フラット35の固定金利0.93%と仮定し、年間の返済負担率を30%とした場合を考えましょう。
この場合、月々の返済額は7万5000円で借入可能額は約2600万円となります。
返済負担率が少なくなればもちろん返済額は小さくなりますが、借入可能額も比例する形で少なくなります。
もちろん各条件で頭金なしでも借り入れの申請はできますが、月々の負担額や借入額には違いが出てくるので、きちんと兼ね合いを踏まえて計画を立てたいですね。
最近では頭金なしでも住宅ローンを組む人も一般的となっており、年収360万円でも普通に組んでいる人もいるみたいですね。
住宅ローンを組む際によく勘違いされるのが「借りられる額=返せる額」と思っている部分かなと思います。
家を購入するためにお金を借りたとしても、それに利息をプラスして返済しないといけません。
それを考慮して返済率を決めるべきかなと思うのですが、これは頭金なしでも同じことです。
頭金を払おうと払わなかろうと最終的に返済するお金は同じですので、同じ金額の住宅を購入したとしても返済率を変更することで頭金ありと頭金なしの条件をほぼ同程度にすることは可能となります。
最近ならば年収360万円もあれば、しっかり考えれば無理のない返済計画を立てれそうですね。
家を建てるときはしっかりと住宅ローンのシミュレーションをしておきたいところですが、年収450万円だとどれぐらいの借り入れが可能となるのでしょうか。
フラット35の返済比率20%で考えてみると、借入可能額は約3999万円程度まで可能のようです。
この額であれば約3500万円までの家は購入できるという計算になりますが、これだと月々の返済額は少し厳しいかなという感じです。
他の事例だと年収450万円で2300万円の家を頭金なしで購入し、月々の返済額を7万円に抑えているパターンもあります。
この程度の金額ならば家賃を支払うのと同じぐらいの金額かなと思いますし、無理に貯蓄を削らなくとも無理なく家を購入できそうなので、個人的にはこれぐらいのペースにしたいかなと思います。
日本において年収額は減少傾向にありますが、その中でも年収600万円台を維持している人もいます。
この中には共働き世帯も含まれますが、これだけの年収があれば住宅ローンも頭金なしだろうと割と自由に組めるかなと思いますね。
年収600万円台になれば借入額も約5999万円までは計算上可能となり、かなり幅を持たせることができます。
しかし、実際の借り入れ額は3000万円から4000万円の間が多くなっており、頭金なしの人はあまりいないみたいです。
人によってはトータル3550万円の住宅建築の中で頭金を1550万円も用意し、返済期間を短くしている人もいます。
頭金なしで家を建てる人も増えていますが、各年収で比較してみると計画は臨機応変に変えなければいけないと思わされますね。
年収700万円にもなれば、住宅ローンの審査はよほどのマイナス要素や無理のない返済計画でない無い限り通るのではないかなと思います。
実際に年収700万円で家を建てている人は借り入れ額が約4000万円であることもあり、無理なく返済したい人は2000万円から3000万円の間で短期返済している人が多い印象がありますね。
この年収700万円の住宅ローン計画を見ていると、借り入れ額や頭金なし・ありのどちらであっtも、そろって返済金額は月々10~11万円となっているところが大きな特徴かなと思ったりします。
年収700万円であれば月々10万円を返済することも可能となるみたいなので、この辺りが1つのラインになっているのかなと思います。
年収700万円で家を建てる場合は、この辺りを参考にしたいですね。
年収800万円台は現代の日本だと夢のような年収に感じますが、住宅ローンを組む場合はどれぐらい借り入れできるのでしょうか。
フラット35で年収800万円の借り入れ額を考えると、およそ7999万円程度の融資を検討することができます。
では、この金額をマックス借りて家を建ている人がいるかといえば、あまりそういった傾向はないみたいです。
年収800万円ならば借り入れ額3000万円後半から4000万円程度で家を建てている人が多く、頭金なしというパターンも少ないですね。
少額でも頭金を用意し、月々10万円程度の返済額に設定している人が大半となっています。
この計画は年収700万円の場合とほぼ同じとなっており、この辺りの年収になると月々10万円の返済で建てられるのがベターになっているのかなと思いますね。
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