公務員の住宅ローンなら共済がおすすめ?頭金の相場と優遇金利も調査
公務員ともなれば住宅ローンの審査自体は比較的簡単に通ると言われていますが、それでもどの金融機関や銀行のプランを利用しようか迷ってしまうものです。
しかも、変動金利でみると各プランによって金利にはそこまでの差はなく、10年固定でみると多少の違いはあっても、金利の違いが住宅ローンはすべてではないものです。
住宅ローンには申請するプランによって保証内容が違っており、さらにいえば繰り上げ返済手数料や借り入れ事務手数料なども発生してきます。
これらすべて踏まえた内容が自分にとっての「おすすめ」となるので、一概にどこが一番かというのは難しいかなと思いますね。
どうしても金利面での優遇を受けたいならば共済組合を利用するのは手だなと思うので、検討してみてもいいかもしれないかなと思います。
住宅ローンを組む場合は銀行などで申し込むのが一般的かなと思いますが、公務員であれば自分が所属している共済組合での住宅貸付を利用するのもアリでしょうか。
共済組合は市役所、警察官、消防士など各公務員の人たちが加入するもので、生活をサポートするためのあらゆるサービスが用意されています。
その1つに住宅ローンにあたる住宅貸付がありますが、こちらは借入時の連帯保証人・保証料・抵当権設定が不要な上に借地権の取得も対象となるなど、いろいろな恩恵を受けられるのが特徴。
さらに、共済ならではの金利優遇もあるみたいなので、そちらを利用したい場合はぜひ検討すべきだなと思いますね。
しかし、勤続年数による厳しい上限額があることや、公務員は定年が60歳のため退職金でどこまでローンを補填するのかも慎重に決める必要がありそうです。
最近では住宅ローンを頭金なしでも申請する人が増えているみたいですが、そもそも公務員ならば頭金なしでも審査に通る可能性が高いといわれています。
一般的に公務員は職を失うリスクが一般企業よりも低く、収入も非常に安定しているところがあります。
そのため、金融機関側としても申請する人が公務員だとわかれば比較的厳しそうに思える申告額だったとしても、割と通してくれることが多いみたいです。
貯蓄が無い状態でもすぐに不動産が欲しい場合は、かなりありがたい話だなと思いますね。
しかし、カードローンの支払いが遅れるなど信用情報に問題がある場合は、公務員で頭金など資産があったとしても審査落ちしてしまうことがあるので、その点だけは注意しておきたいところです。
住宅ローンを借りるならばできるだけ安いところがいいと考えるかと思いますが、残念ながら公務員であっても金利の優遇制度は存在しないとのころです。
ネットなどを検索していると「特定の職業には住宅ローンの優遇制度がある」などの情報が出てくることもあるみたいですが、これは過去のお話みたいです。
厳密にいえば、公務員ならば共済組合で使える住宅貸付などにおいて金融の優遇制度はあるみたいですが、ローンとは違うデメリットもやはり存在しているので、この辺りは一長一短という感じです。
また、2018年7月時点においては、各金融機関が扱っている住宅ローンの金利にはあまり差はないので、個人的には金利よりも手数料や保証サービスを重点的に見ておきたいかなと思います。
住宅ローンを借りる際は固定と変動で迷う方も多いかと思いますが、収入が安定している公務員の人ならばその悩みも尚更かもしれません。
公務員ならば夏・冬のボーナスでしっかりとローンを返済できますし、繰り越し返済も併せれば比較的早めに返済できる可能性も出てきます。
そこまでこだわりがなければ金利が低い変動制を選ぶ人もいるかと思いますが、定年のことを考えれば固定金利のほうがいいかもしれません。
固定金利は変動よりも少し高めになっていることが多いですが、公務員の定年は一般企業と違って60歳となっています。
そのため、フラット35で組むと定年を超えることも十分に考えられるので、私が公務員ならば固定金利できっちりと返済して定年を迎えたいですね。
公務員と一口にいっても国家公務員と地方公務員が存在しており、さらに職種としては警察官から役場務めの方など、多種多様となっています。
ですが、どの職種で見ても住宅ローンの審査に関する信頼度は高く、特に問題がなければ基本的に通るとも言われるほどです。
では、公務員ならではの住宅ローンの補助などが存在しているのかといえば、それに関しては特に何もないとのことです。
一般企業では住宅ローンを組むと福利厚生として補助が出ることが多いですが、公務員に限ってはありません。
住宅ローンの補助はありませんが賃貸マンションなどに住んでいる人は住宅手当はあるみたいなので、家を買う際はどちらがお得なのかしっかり考えたほうがよさそうですね。
住宅ローンを組む際に金融機関から「ボーナス払いはどうしますか?」と聞かれることもあるでしょう。
企業などに勤めていると年に2回は発生するであろうボーナスですが、これを活用すれば住宅ローンはグッと減らせるので非常に魅力的です。
特に、ボーナスの支払いがほぼ確実である公務員などはボーナス払いを検討する人も多く、返済額でみると約1万5千円も違ってくるパターンもあるみたいです。
たしかにこれは魅力的ですが、一般企業だとボーナスのカットや支払われないこともあるので、やはりリスクが高くなるでしょうか。
また、臨時収入を別の費用に当てたいときもあるので、公務員である場合でもボーナス払いは慎重に考えたいところです。
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