住宅ローンを夫婦合算で申請する最大のデメリットは離婚!
家を購入する際は大半の人が住宅ローンを組むかと思いますが、どうしてもローン金額を増やしたり審査に通りやすくしたりするために夫婦合算で挑む方もいるかと思います。
収入を夫婦合算にすればそれだけ年収額を増やせるため、ローンの上限を引き上げることが可能となります。
これは非常に大きなメリットかなと思いますが、上限が増えるということはそれだけ返済すべきお金も増えるということです。
ただでさえギリギリの状態でローン審査を受ける方であれば、後々に自分の首を絞める可能性も多いにあるのはデメリットとして把握しておくべきだなと思います。
また、夫婦合算してもその年収が将来にわたって保証されているわけでないことも念頭に置いておきたいですね。
現代では少しでも住宅ローンの借り入れ額を増やそうと、夫婦合算で審査に挑む方も多いかと思います。
ですが、夫婦仲が悪くなって最悪の場合に離婚まで発展してしまうと、事態は泥沼化する可能性もあるみたいです。
離婚したとしても住宅ローンの返済義務は消えるわけではないので、どちらかが家に過ごさなくなったとしてもローンの支払い義務が自動的に誰かに移ったりすることはありせんし、消えることもありません。
また、夫婦合算によって購入した家は共有物でもあるのですが、その家が財産分与のトラブルの火種になることもあり得るわけです。
夫婦合算で住宅ローンを申請するメリットは余りあるものがありますが、それだけ腹をくくる必要もあるかなと思いますね。
住宅ローンの審査を受けるにあたってはさまざまな方法が存在しており、その1つにあたるのが夫婦合算による審査ではないでしょうか。
夫婦合算によって審査を受けることで世帯年収を引き上げることができ、1人ならば難しかった住宅ローンの借り入れが楽になったり、借り入れ額自体を大きくしたりすることも可能です。
なかなか給料の上がらない日本だとメリットを大きく感じやすい夫婦合算ですが、デメリットとしては片方の収入が大きく落ち込んでしまった場合の対応でしょうか。
収入を合算している場合、片方の収入が著しく傾くとローンの額自体が大きくなっているので、返済するのが難しくなってしまうことが考えられます。
また、住宅ローン控除もこの場合は片方しか受けられないので注意が必要になりそうですね。
住宅ローンを夫婦合算にて組む人は増加傾向にあるのかなと思うのですが、その大きな理由が借入額を増額させたいところがあるでしょう。
住宅ローンを組もうとしても収入が低すぎると借りられる額も微々たるものである上に、下手をすれば審査に落ちてしまう可能性もあります。
そうしたリスクを減らすためにも夫婦合算にて審査を増えているようですが、そのほかにも住宅ローン控除の額を増やしたい狙いもあるのかなと思います。
夫婦合算することで世帯収入が大きくなれば、借入額だけでなく住宅ローン控除によって返ってくるお金を増やすことも可能です。
これはかなりお得ですが、そもそも借入額が増えていることを念頭に置いておかないと資産をうまく運用できないかなと個人的には思います。
住宅ローンを組む人の中には夫婦合算にて申請を検討している人も増えています。
しかし、どちらかの仕事がパートやアルバイトなど不安定な場合もあり、この場合において住宅ローン審査に通るかどうか不安なところがありますよね。
実際のところ、夫婦合算とはいえ片方の仕事がパートの場合は各金融機関によって対応はマチマチとのこと。
やはりパートとなると仕事の安定面で不安なところが多く、もし夫婦合算で申請したとしてもパートで働く人が仕事を無くした際に、ローン返済が滞ってしまうリスクが考えられます。
金融機関としては貸し倒しのリスクだけは何としても避けたいので、やはりパートとなると慎重になるようです。
しかし、雇用条件などで審査にも影響が出ることもあるので、しっかりと相談しておきたいかなと思います。
平屋建ての総合情報
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