住宅ローン繰り上げ返済のメリットとは?金利上昇の前に対応したいこと
目次
- 住宅ローンを繰り上げ返済するメリット
- 住宅ローンの繰り上げ返済って、結局ナニがお得なの?
- 住宅ローンの金利上昇に備える
- 住宅ローンは返済額軽減型のほうが楽なのか
- 繰り上げ返済で発生する戻し保証料ってなに?
住宅ローンをできるだけ早く返したい人ならば、繰り上げ返済を積極的に使おうと考えている人も多いのではないでしょうか。
繰り上げ返済をすれば住宅ローンの返済期間短縮や残高ローンの減額を行うことができるので、個人的にも短期完済を目指して積極的に使いたいかなと思ったりしますね。
そんな繰り上げ返済で最大のメリットを感じたいならば、住宅ローンの残高が減らせる「返済額軽減型」を選択したほうがいいかなと感じます。
返済額軽減型であれば毎月の返済額を小さくできる上に、将来的に収入が減ったときに備えることができます。
また、期間については借り換えなどで短縮することも不可能ではないので、やはりはじめはできるだけローン残高を減らしておきたいかなと思いますね。
住宅ローンをできるだけ早く完済したい人は繰り上げ返済の利用をはじめから頭に入れている場合も多いかと思います。
繰り上げ返済をすれば住宅ローンの期間もしくは残高を減らすことが可能となっているので、個人的にもぜひ利用したい制度かなと感じますね。
こうした便利な制度があるとできるだけお得に利用したいと考えるものですが、お得に返済できるかどうかはやはり契約している人の条件次第というのが正直なところでしょうか。
たとえば、ボーナス等が発生した場合に適宜繰り上げ返済したほうが結果としてお得になる場合もあれば、10年定期の際にまとめて繰り上げ返済したほうがお得になる場合があるなど、その条件は多種多様です。
繰り上げ返済の際は住宅ローン控除・金利・残高あたりがキーとなるので、このあたりをしっかり確認しておきたいところですね。
2018年時点の日本では異例ともいえる低金利で住宅ローンが組める状態になっており、特に低くなっている変動金利の方が多いようです。
しかし、変動金利で今低い数値となっていたとしても将来は上昇する可能性はありますし、日銀は各銀行に一定以上の金利上昇を容認するというスタンスを打ち出しています。
各金融機関では金利上昇を行う可能性もあるため、やはり油断はできないかなと思いますね。
そこで、不安な場合は金利が上がりきってしまう前に繰り上げ返済で返しておきたいところです。
繰り上げ返済を使えば今の住宅ローンの残高を減らせるため、もし上昇したとしてもダメージは減らせるかなと思います。
借り換えや金利変更なども手段ではありますが、返せるときにできるだけ返してはおきたいですね。
住宅ローンの繰り上げ返済には期間短縮型と返済額負担型の2つがあり、それぞれどちらにすべきか悩むところです。
期間短縮型ならばローン期間が短くなるだけでなく軽減される利息が大きくなることが大きなメリットではないでしょうか。
これに対して返済額負担型はローンの残高自体を軽減する効果があり、将来的にローン以外の負担が増える場合に備えられるのが最大のメリットかなと思います。
このどちらの軽減方法もライフプランによって選びたいところですが、使い勝手がいいのは軽減型のほうがかなと思ったりします。
ローンの残高自体が減るので期間を短くするよりかリスクヘッジがしやすいことを考えれば、軽減型を選びたいかなと思いますね。
住宅ローンの支払いを始める際は保証料を支払うことが大半となっています。
しかし、この保証料についてもそれなりに大きなお金が動くこともあって、できれば返還などしてもらえると嬉しいですよね。
実は、繰り上げ返済などをすれば戻し保証料として返還してもらえる可能性があるようです。
保証料は住宅ローンの期間に基づいて支払うようになっており、この保証期間よりも短く返済できれば、保証料を返還してもらえるようになっています。
保証料とはいえ50万円を超えることもありますから、これはうれしい制度だなと思いますね。
ですが、戻し保証料の相場は5年で半額となり、さらに10年で0%となっているので、過度な期待は禁物でしょうか。
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