マイナス金利
マイナス金利とは日銀が施行する政策の1つで、金利を下げることでお金のやり取りができやすいような状況を作り、世の中にどんどんお金が出回るようにする政策です。
このマイナス金利の状態ならば住宅ローンの金利においてもどんどん引き下げが行われるようになるので、2018年時点でも家を購入できるチャンスがあると宣伝されるわけです。
特に、マイナス金利の場合だと変動金利はかなり引き下げられますが、長期の場合は引き下げた反発で金利が上昇した場合、金利がどんどん膨れ上がって元金がぜんぜん返済できないという状況も考えられます。
そのため、マイナス金利の場合はできるだけ短期間での返済プランを立てて、住宅ローン控除を利用しながら一気に返済したいかなと思いますね。
2018年の日本はいまだに長い不況が続いており、なかなか明るいニュースが流れてきません。
そうした経済状況の中で日銀もなんとか経済を活性化しようと考えていますが、とりあえず生活に支障が出ないようにするためマイナス金利政策が長年にわたって続いています。
マイナス金利政策を打ち出すと銀行にお金を預けておいても設けることがないため、お金が市場にどんどん出るようになってきます。
その影響は預けているお金だけでなく住宅ローンの金利にも影響を与え、どんどん金利が下がっていきます。
その結果として変動金利は異常なほど引き下げられており、どの銀行でも0.6%前後という数値を叩き出しています。
しかし、この状況がいつまで続くのかはわからないので、変動金利の場合はしっかりと動向を見続けておきたいですね。
住宅ローンを組む際、金利については大きく分けて変動金利と固定金利があります。
2018年時点だととりあえず変動金利が安いこともあって、特にこだわりが無かったり考えるのが面倒だったりする場合は、銀行員の言う通りに従って変動金利にする場合もあるでしょう。
しかし、マイナス金利の今だからこそある程度の予想を立てた上で、住宅ローンは選択したいところだなと思いますね。
マイナス金利の今だと変動金利は軒並み0.5%を切っていることが大半ですが、その反動で今後は上昇する可能性が高いと言われています。
その上昇率まで予想することは難しいですが、もし今後どんどん上昇を続ければ、変動金利のままであれば元金が減らしづらいことも予想されます。
そのことを考えると、やはり金利は慎重に選びたいですね。
住宅ローンを組む際は、2018年時点だとマイナス金利の影響で圧倒的に低金利となっている変動金利を選ぶ人も多いのではないでしょうか。
金融機関でも底値とまで言われることのある変動金利ですが、では今後これよりも下がることがあるのかといえば、それは少し難しいように思いますね。
2018年における住宅ローンの金利は下がりに下がっている状態とも考えることができ、これ以上下げたとしてもより住宅購入者が増えるとも考えるのは難しいところがあります。
また、金利の予想としては今後下がることはなくても上昇する可能性のほうが高いというのが金融機関関係者の意見もあり、個人的にも底値となっている現在を見ていると、そちらのほうが可能性が高いと思われます。
住宅ローンの金利はマイナス金利政策によって徹底的に下がっており、都市銀行をはじめメガバンクで扱っている住宅ローンの変動金利でさえも0.4%という数値が横並びの状態です。
日本でも大手の銀行が扱っている住宅ローンプランの金利が横並びということは、これ以上の引き下げを期待することは難しいどころか、今後は変動金利での利用も気を付けるべきかなと思うところがあります。
金利の引き下げが底値を付いたということは、今後は反対に上昇する可能性の方が高いということになります。
変動金利では1.25倍以上の引き上げがされないという上限ルールがあるかもしれませんが、年々上昇していけば本来借りたお金よりも返済が厳しくなるのは火を見るよりも明らかです。
変動金利で住宅ローン計画を立てる場合は、いろいろと気を付けておきたいところです。
平屋建ての総合情報
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