住宅ローンの金利が急に上昇することはある?金利が上がる要因とは
住宅ローンの金利については固定金利と変動金利の選択に迫られることになるかと思いますが、低金利であるために変動金利を選ぶ人も少なくないかと思います。
しかし、変動金利であれば上昇するリスクも当然含まれており、銀行側や私たちが考える以上に高くなってしまうことは考えられるのでしょうか。
現在の変動金利は1%を切っており、稀に見る借り時ともなっているかと思われます。
近年では変動金利も少しずつですが上昇するというように言われており、それでも変化率としては小さいものとなっています。
そこで安心する人もいるかもしれませんが、では住宅ローンの金利が上昇しているにもかかわらず給料などの状況が変わらなければ、結局のところ家計は厳しくなってしまいます。
資産運用については、トータル的に考えたいところですね。
住宅ローンを組むとなれば金利の話は避けて通れないところです。
2018年時点の日本だと変動型金利についてはかなりの引き下げ率を誇っており、住宅を建てるならばチャンスとも言われています。
しかし、変動・固定のどちらにしても金利は上昇する場合は考えられるのですが、その大きな要因は世の中の経済状況がもっとも大きくかかわっています。
金利は銀行がコントロールしていますが、これは世の中に出回っているお金の料と関係しています。
世の中に多くのお金が出ていればこれ以上増えないように金利を上げますし、反対にお金が少なければ増えるように金利を下げます。
簡単にいえば好景気ならば金利は上がり、不景気ならば金利は下がるわけです。
金利が上がるのは嫌なものですが、低いからといって経済全体でみればあまりいい状態でないことは把握しておきたいものですね。
住宅ローンの金利には優遇制度が設けられており、銀行が科す一定の基準をクリアすれば金利を引き下げた状態で借りることが可能となります。
この制度を活用しようと考える人も多いかと思いますが、個人的には上昇幅をしっかりと確認しておきたいかなと思ったりしますね。
金利の優遇制度については期間が定められている場合があり、その期間が終わると金利が一気に上昇します。
その上昇幅が小さければそこまで問題視しないかもしれませんが、たとえば2000万円のローンを金利1%で返していたものが2%に増えると、それだけで月々の返済が約1万円増える場合もあるのです。
優遇制度が終わるタイミングで借り換えなどをすれば問題ないかもしれませんが、しっかりと考えておきたいところかなと思います。
住宅ローンは家を買うためならば誰もが組むものとなっているので、あまり借金という抵抗を感じることなく借りてしまう人もいるのではないでしょうか。
しかし、金利の状況やローン期間によっては自分の人生を左右しかねないものとなる可能性は多いにはらんでいますし、さらに何らかの理由で金利が急上昇でもすれば破綻というケースだって考えられます。
現在の日本では変動金利が非常に低価格となっていますが、それも徐々に増加傾向にあるみたいです。
時期には変動金利でお1%に乗ることも考えられますし、他の経済状況がよくなる見通しは見込めません。
さらに上昇していくと老後を迎える前に破綻というケースもなくはないので、やはり金利の選択だけでなく資産計画についてもしっかりと立てておきたいところです。
住宅ローンを組んだ人にとっては金利の上昇率が気が気で仕方ないかと思いますが、今後の予想としてはどのようなものが出ているのでしょうか。
固定金利については2018年以降は上昇する可能性のほうが高くなっており、これは日銀の方針でもあるので基本的にはどの店舗でも上昇する可能性があると見ておいたほうがいいかなと思います。
実は、固定金利については上昇しないと思っている人もいるかもしれませんが、10年や20年のスパンで見直しは計られているのです。
その上、給料が上がらないとなれば少しつらい現実が待っていそうですよね。
どうしても金利が上がらないプランがいい場合は完全な固定金利もありますが、こちらの場合は契約時の金利が高くなることもあるので、一長一短というところでしょうか。
2018年時点の住宅ローンでは変動金利が圧倒的に安いこともあって、上昇するリスクがあったとしても組んだほうがいいかなと思う人がいるかと思います。
しかし、日銀の動きもあって住宅ローンの金利については上昇する可能性があることが予想されており、変動金利においても1%を超える可能性は大いに秘められているようです。
それでも変動金利で大丈夫と考える人は、この金利において遵守されるであろう1.25倍の上限ルールを知っているからだと思います。
この上限ルールは変動金利が見直される中で、元の返済額よりも1.25倍よりも増えてはいけないというものです。
しかし、この倍数は以前の年にもし増えてしまった場合はその額に掛け算をするので、増えていく分だけローンを返しづらくなるので利子が雪だるま式に増えるのです。
変動金利の場合はこうしたリスクについても知っておきたいかなと思います。
平屋建ての総合情報
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