ネット銀行でも住宅ローン審査に落ちたとき
ネット銀行は大手銀行をはじめ都市銀行よりも審査が緩いと言われていますが、こちらでも審査に落ちたという声があります。
ネット銀行ならば通ると思っていたほど寝耳に水となりそうな事態ですが、そこは住宅ローンなので準備は整っていなければ落ちる者は落ちます。
では、具体的にどのような理由が考えられるかといえば、仮審査がネットを介していることが最大の理由だとか。
ネット銀行はたしかに簡単に手続きが済みますが、その分だけ窓口での審査に比べると正確性に欠ける部分はどうしても出てくるみたいです。
また、窓口のほうがしっかり対応してくれるので書類漏れのリスクなども回避できるので、余裕があるのであれば窓口にて対応したいかなと思いますね。
住宅ローンに落ちた人はどうしても焦ってしまうものですが、そんなときこそ審査に通りやすい銀行をしっかりと吟味したいところかなと思います。
たとえばですが、審査に落ちてしまった場合は個人的に新生銀行などを考えたいところです。
新生銀行は初期費用の安さや年収300万円からでも利用可能となっており、さらには契約社員の受け入れもしていることもあって、かなり期待してもいいかなと思いますね。
また、ローンを35年で組んだ場合は病気・けがなどで返せない場合は新生銀行側でローンを調整してくれる「コントロール返済」などのサービスも展開しているみたいなので、かなりサービスはいいなと感じますね。
あとは自分の条件と合うかどうかかなと思うので、しっかりと準備してから審査に臨みたいかなと思います。
各銀行では独自の住宅ローンの審査基準を用意していることが大半で、スルガ銀行もそんな銀行の1つかなと思います。
主に都市圏に専用支店のある銀行ですが、いまだとインターネットバンキングにて提携ローン利用者が利用できるなど、利便性の高さも追及しているのが特徴でしょうか。
そんなスルガ銀行では審査条件を緩くした「スーパーホームローン」や50歳以上の人でもセカンドライフを持てるように設計された「ドリームライフホームシリーズ」などあらゆる形で住宅ローン審査を展開しています。
かなり審査には通りやすそうですが、やはり無理のある返済計画では落ちることもあるみたいなので注意することに越したことはないかなと思います。
ソニー銀行でも住宅ローンプランの販売を行っており、その金利の安さは業界の中でも目を見張るものがあるようです。
そんな低金利にひかれてソニー銀行を選ぶ人も多いみたいですが、ネームバリューのある銀行の一角を担うこともあって審査に落ちた人も少なくないのではないでしょうか。
ソニー銀行が求める年収は400万円以上となっており、これは現代だとかなり高めの設定となっているかと思います。
これに対して職種については正社員にこだわっていることはないですし、勤続年数も絶対条件には入っていませんが、それなりに高いレベルを要求してくることは想像できます。
口コミでもソニー銀行はネット銀行の中でもレベルは高く設定されている噂があるので、気を抜かずに審査に挑みたいところです。
千葉銀行はその名前の通り千葉県周辺の人を対象にしている地方銀行で、千葉県に住んでいる人ならばその名前も聞いたことがあるかと思いますし、利用者も多いのではないかなと感じます。
そんな地元志向の強い千葉銀行の住宅ローンを利用しようと考える人もいるかと思いますが、残念ながらその審査に落ちた人も割といるみたいです。
千葉銀行の審査は至って普通なところがあり、そこまで審査に難しいようなイメージは個人的にはありません。
また、千葉銀行の住宅ローン審査に落ちてしまった理由として考えられるのが、申請したローンの返済負担率が収入に見合っておらず、保証会社の審査に通らないという可能性は大きいかと思います。
ほかにも理由は考えられるかと思いますが、しっかりと準備しておきたいところです。
フラット35は住宅ローンの中でも有名なプランで、こちらのプランを利用している人も多いのではないかなと思います。
フラット35は35年間で返せるように住宅ローンを組めるだけでなく、住宅ローンでは必ず問われる勤続年数や職業に関する部分について詳しく問われることはありません。
そのため、どうしても家を持ちたいけれど職業面で不安面がある人にとっては命綱にも感じることがありますが、このプランでも落ちた人もいます。
フラット35に落ちた場合でも、他の金融機関が用意するフラット35ならば通る可能性はあるので、こちらにまた申請するのがいいかなとおもいますね。
また、フラット35でも年収に関する部分はシビアに見てくるので、この辺りはチェックしておくべきだなと感じます。
三井住友銀行は都市銀行ということもあって、その名前を知らない人はいないのではないかなと思います。
三井住友銀行は大手三大銀行の1つともいわれており、地方の経営が不安な銀行に比べると大手銀行から住宅ローンを借りたほうが安心感がまったく違ってくるかと思います。
中でも夫婦のどちらかに問題が発生したときに保証してくれる「連生団体信用生命保険」などの利用もできるので、少しでもリスクヘッジを考えるならばアリな選択だなと思います。
ですが、大手銀行ということもあって審査は厳しいという噂があり、審査に落ちた人も割と多いようです。
三井住友銀行だけでなくほかの大手銀行でも住宅ローンの審査は厳しいようなので、もし申請する場合はかなり準備をしていく必要がありそうですね。
みずほ銀行はメガバンクの1つで、審査もそれなりに厳しいため落ちた人もいるかと思います。
審査基準として年齢は20歳から71歳未満とここは至って普通となっており、年収でみれば300万円以上が望まれています。
その上に勤続年数は一か所で3か月以上と、この辺りの条件は割と低めになっているように感じますね。
また、仮審査の前にも事前審査を設けているなど、サービスとしてはかなり充実しているように思います。
それでも落ちてしまう理由としては、収入合算による住宅ローン審査が原因かもしれません。
みずほ銀行は収入合算に対して配偶者が正社員であること(契約社員は条件付き)、合算できるのは合算者の収入の半分までという条件を設けています。
知らないうちにこの条件に引っかかっている場合があるので、落ちた場合は見直しておきたいですね。
三菱東京UFJは大手銀行ということもあって、住宅ローン審査をこちらに頼もうと思う人もいるのではないでしょうか。
三菱東京UFJは大手銀行の中でも金利が低めになっており、さらに審査も早いことで知られているので、これらが人気の秘密です。
しかし、信用情報については厳しめの審査基準を敷いており、この部分に引っかかってしまうことで審査に落ちてしまう人もいるのではないでしょうか。
三菱東京UFJでは過去のキャッシングをはじめ、返済状況や滞納などの情報を徹底的に調べています。
もし信用情報に自信がないのであれば、事前に専門機関に問い合わせてチェックしておくほうがいいかもしれません。
三菱東京UFJというネームバリューと低金利は魅力でもあるので、審査を受ける場合はきちんと準備しておきたいかなと思います。
楽天銀行はネット銀行の中でもかなり有名な場所で、住宅ローンを組もうと考える人も多いのではないかなと思います。
楽天銀行のフラット35は審査が緩いこともあり、不況の続く日本でも家を建てたい人の強い味方になってくれそうです。
しかし、楽天銀行の住宅ローン審査で落ちた人も実際いるみたいで、その理由としては年収に対する借金の返済割合が大きいのが考えられます。
フラット35では収入に対する借金の割合を重視するところがあり、住宅ローンを借りる前にカードローンやキャッシング、マイカーローンなど別の借金があると審査に落ちてしまう可能性が高くなります。
そのため、楽天銀行の住宅ローンを借りたいならば、収入を増やすよりも借金をまず減らすことを考えたいところです。
住宅ローンを提供する銀行の中でも人気なのが、りそな銀行でしょうか。
りそな銀行は2017年の借り換え人気ランキングで1位を取ったこともあり、その理由は低金利にあります。
実際にりそな銀行は変動金利で0.52%、固定金利にて1.045~2.345%と、他の機関に比べてもかなり安めになっているのは確かかなと思います。
その一方で、銀行側も低金利で商品を提供したいこともあって審査基準は厳しめに設定しているとのことで、審査に落ちた人も少なくないでしょう。
それでもりそな銀行にて住宅ローンを借りたいのならば、フラット35などで審査を受けるしかないかもしれませんね。
ですが、フラット35の場合はりそな独自の優遇プランを受けることができないことも考えられるので、そうなれば別機関で審査を受けるほうがいいかなと思います。
各銀行は営利目的で経営を行っており、利益を出すために企業努力を行っています。
しかし、中には公共性を保つために運営されている銀行もあり、その代表的な機関の1つがろうきんではないかなと思います。
ろうきんは労働組合や生協などが、お互いを助け合うために資金を出し合って作られている金融機関となっています。
労働者目線なので審査も楽だと考えて住宅ローンの審査を受ける人もいますが、審査に落ちた人も多いようです。
実はろうきんの審査は信用情報についてかなり厳しくなっており、さらに他の機関で落ちた後で受けるとさらに厳しくなると言われています。
ろうきんで審査を受ける際は、安易に「通る」という情報を鵜呑みにせず準備しておきたいですね。
じぶん銀行はネット銀行の中でも知名度の高い銀行ということもあって、住宅ローンの審査を受ける人も多いのではないでしょうか。
基本的にじぶん銀行の住宅ローン審査は年収200万円以上と緩めの設定ということもあり、かなり通りやすいイメージがあります。
実際にメガバンクと比べればかなり緩いかなと思うのですが、審査に落ちたという意見もあります。
じぶん銀行の審査では序盤のハードルはたしかに緩いと言っていいでしょう。
しかし、自分の収入に見合わない借入額や返済負担率によって組んだ計画書を提出した場合は、やはり審査に落ちてしまうようです。
ネット銀行ということもあって申請も簡単ということもありますが、やはり計画はしっかりと組んでおきたいかなと思います。
JAは金融機関の1つで、農業関係者でなくても口座は作れますし、提供している住宅ローンの利用だって可能です。
JAは農業を中心にした協同組合ということもあって地元志向が強く、住宅ローンにおいても担保が必要ないという点もあり、利用を考える人も多くいます。
ですが、だからといって審査が甘いということもなく、JAの住宅ローンに落ちたという人も少なくないでしょう。
JAは金利についてはそこまで気を付ける必要なないようですが、保証料金やその審査については厳しいという声があります。
特に、保証料は担保がないこともあって高めになってしまうこともあり、審査を依頼する場合は注意が必要になってきそうです。
JAの住宅ローン審査を受ける場合は、信用情報の見直しをしておきたいところです。
住信SBIネット銀行はネット銀行の中でも人気のある住宅ローンプランを提供している銀行で、その上に企業の信頼度についても申し分ないかなと思います。
しかし、住宅ローンにおいて絶対に審査に通るということはないので、落ちないために色々と考えておく必要があります。
住信SBIネット銀行は金利面などはかなり安めになっているかと思いますが、その分手数料については割と高めに設定されているとのことです。
この手数料を支払うのが難しくて審査に落ちたということも考えられるので、しっかりと考えておく必要がありそうです。
また、住信SBIネット銀行の住宅ローン審査の申し込みはネットに限定されているみたいなので、しっかりと対応してほしい人には合わないかもしれないことについても考慮しておくべきかなと思います。
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